寒松(読み)かんしょう

精選版 日本国語大辞典 「寒松」の意味・読み・例文・類語

かん‐しょう【寒松】

  1. 〘 名詞 〙 冬の松。冬の寒気に耐える松。転じて、節義をまげないことのたとえにも用いられる。
    1. [初出の実例]「寒松不変冒繁霜、面礼何須仮粉光」(出典菅家文草(900頃)二・重依行字、和裴大使被之什)
    2. [その他の文献]〔晉書‐文苑伝・庾闡〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寒松」の読み・字形・画数・意味

【寒松】かんしよう

冬の松。

字通「寒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android