対馬砥(読み)ツシマド

デジタル大辞泉 「対馬砥」の意味・読み・例文・類語

つしま‐ど【対馬×砥】

対馬から産出する砥石といしかみそりの研ぎ出しなどに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「対馬砥」の意味・読み・例文・類語

つしま‐ど【対馬砥】

  1. 〘 名詞 〙 長崎県対馬に産する剃刀砥(かみそりど)。研ぎ出しに用いる。
    1. [初出の実例]「よくみかきて後、偖(さて)その上の仕あげ対馬石(ツシマト)の粉」(出典風俗画報‐一〇四号(1895)人事門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android