専務(読み)センム

精選版 日本国語大辞典 「専務」の意味・読み・例文・類語

せん‐む【専務】

  1. 〘 名詞 〙
  2. もっぱら行なうべきつとめ。専一のつとめ。また、主としてその事務にあたること。
    1. [初出の実例]「主意を違はず能く聞届け、附添なく、おとしなく詳に申達すること専務なるべし」(出典:政談(1727頃)三)
    2. [その他の文献]〔史記‐秦始皇紀〕
  3. せんむとりしまりやく(専務取締役)」の略。
    1. [初出の実例]「僕もいつの間にやら、専務にされてしもた」(出典:家族会議(1935)〈横光利一〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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