射程(読み)しゃてい

精選版 日本国語大辞典 「射程」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐てい【射程】

〘名〙
発射した弾丸銃口砲口から到達点までの水平距離。特にその銃砲で弾丸が届き破壊力を有する最大距離
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三「射程の遠くして、発射の神速なる、猛威兵器を」
② (比喩的に) ある理論などの適用しうる範囲。また、目標などに届きうる範囲。
※雲のゆき来(1965)〈中村真一郎〉六「彼女の答えは、故意に射程を狂わせていた」

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デジタル大辞泉 「射程」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐てい【射程】

銃砲・大砲ミサイルなどの、発射の起点と着弾点との水平距離。弾丸が届く距離。射程距離。「目標が射程に入る」→最大射程有効射程
届きうる範囲。射程距離。「政権射程に入れる」「目標達成も射程圏内だ」

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