小勇(読み)ショウユウ

デジタル大辞泉 「小勇」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ゆう〔セウ‐〕【小勇】

血気にはやった、つまらない勇気。「いたずらに小勇に走る」⇔大勇
[類語]勇気大勇蛮勇暴勇

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精選版 日本国語大辞典 「小勇」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ゆうセウ‥【小勇】

  1. 〘 名詞 〙 つまらない小事や個人的な事柄に対してふるう勇気。血気(けっき)にはやる一時的な勇気。
    1. [初出の実例]「我一人がちからをもっぱらとして左右のたすけなき時は功なりがたし。これを小勇とも血気のゆうともそしる也」(出典:御伽草子・土蜘蛛(室町時代物語大成所収)(室町末)上)
    2. [その他の文献]〔孟子‐梁恵王・下〕

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普及版 字通 「小勇」の読み・字形・画数・意味

【小勇】しようゆう

血気。

字通「小」の項目を見る

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