小山田浩子(読み)オヤマダヒロコ

デジタル大辞泉 「小山田浩子」の意味・読み・例文・類語

おやまだ‐ひろこ〔をやまだ‐〕【小山田浩子】

[1983~ ]小説家広島の生まれ。平成22年(2010)「工場」で新潮新人賞受賞し作家デビュー。「穴」で芥川賞受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「小山田浩子」の解説

小山田浩子

日本の小説家。1983年、広島県生まれ。広島大学卒業後、編集プロダクション、眼鏡店勤務などを経て、2010年に短編「工場」で新潮新人賞を受賞。13年、同作を収録した初の著書『工場』(新潮社)で織田作之助賞を受賞。14年には、夫の実家の隣に引っ越した専業主婦心理を幻想的に描いた短編「穴」(「新潮」13年9月号掲載)で芥川賞を受賞した。

(2014-1-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小山田浩子」の解説

小山田浩子 おやまだ-ひろこ

1983- 平成時代の小説家。
昭和58年生まれ。編集プロダクション,自動車メーカーへの派遣社員などをつとめたあと結婚。平成22年「工場」で新潮新人賞。25年単行本「工場」で織田作之助賞。26年夫の田舎に移り住んだ主婦日常異界を描いた「穴」で芥川賞を受賞。広島県出身。広島大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android