小手先(読み)コテサキ

デジタル大辞泉 「小手先」の意味・読み・例文・類語

こて‐さき【小手先】

手の先の方。手先
ちょっとした機転小才こさい。「小手先が利く」
その場しのぎで、将来を見通した深い考えのないこと。「小手先の教育対策」
[類語]機転小才好い加減

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精選版 日本国語大辞典 「小手先」の意味・読み・例文・類語

こて‐さき【小手先】

  1. 〘 名詞 〙 手のさきの方。手さき。また、それでするような、ちょっとした技能能力
    1. [初出の実例]「まづは力試し小手先が最初でござい」(出典:歌舞伎・藤川船𦪌話(1826)序幕)

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