少小(読み)ショウショウ

デジタル大辞泉 「少小」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しょう〔セウセウ〕【少小】

年が若いこと。年少。

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精選版 日本国語大辞典 「少小」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しょうセウセウ【少小・小少】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年わかいこと。年少。
    1. [初出の実例]「男児少小気勃勃、古人可及道可達」(出典:木門十四家詩集(甘雨亭叢書)(1856)下・庚辰夏、余竢罪南海〈祇園南海〉)
    2. 「翁の少小より学問につとめられたりと知りし時には」(出典:筆まかせ(1884‐92)〈正岡子規〉一)
    3. [その他の文献]〔魏志‐張既伝〕
  3. ( 形動 ) 数量程度のわずかなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「英国の農事は、〈略〉勧農寮に於ても、亦我に感覚を与ふる所、小少ならず」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)

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普及版 字通 「少小」の読み・字形・画数・意味

【少小】しようしよう(せうせう)

年が若い。唐・賀知章〔回郷偶書、二首、一〕詩 少小よりを離れ、老大にして回(かへ)る 故郷言葉のなまり)改むること無く、鬢毛(びんまう)

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