尾張(読み)オワリ

デジタル大辞泉 「尾張」の意味・読み・例文・類語

おわり〔をはり〕【尾張】

旧国名の一。現在の愛知県西部にあたる。尾州びしゅう

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精選版 日本国語大辞典 「尾張」の意味・読み・例文・類語

おわりをはり【尾張】

  1. 東海道一五か国の一国北側美濃国東側三河国に接して、南側伊勢湾に面する。室町時代に守護代織田氏が勢力拡大江戸時代には徳川御三家の一つ尾張藩支配。現在の愛知県西半部にあたる。尾州張州

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世界大百科事典(旧版)内の尾張の言及

【愛知[県]】より

…東西約106km,南北約94kmで,知多・渥美両半島の突出によりカニの甲羅状を呈する。
[沿革]
 明治以前,愛知県は境川より東の三河国と西の尾張国からなっていた。近世には尾張国には親藩の尾張藩(名古屋藩)が置かれたが,三河国には吉田藩(1869年豊橋藩と改称),岡崎藩田原藩など譜代諸藩と天領,旗本領が散在した。…

※「尾張」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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