尾錠(読み)びじょう

精選版 日本国語大辞典 「尾錠」の意味・読み・例文・類語

び‐じょう ‥ヂャウ【尾錠】

〘名〙 (「錠」は「鎖(ジャウ)」の当て字) 帯、紐などのはしにつけて、左右からよせて締める金具びじょうがね。
※銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前「鞄のびぢゃうのかけかたなど教はって」

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デジタル大辞泉 「尾錠」の意味・読み・例文・類語

び‐じょう〔‐ヂヤウ〕【尾錠】

帯革・ひもなどの先に取り付けて左右から寄せて締める金具。男子チョッキズボンの後ろなどに用いる。バックル。尾錠がね
[類語]金具掛け金口金留め金蝶番引き金締め金かぎ自在鉤フック

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「尾錠」の意味・わかりやすい解説

尾錠
びじょう

バックル」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内の尾錠の言及

【鉸具】より

…帯の留金具の一つ。尾錠(びじよう)ともいう。金具の一端に鉤をつくり,それに帯の端をかける帯鉤(たいこう)のような留め方のものと,帯を金具の裏から抜き出し,帯の中央の穴に金具の棒をさしこんで留めるものとがある。…

※「尾錠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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