尾長鳥(読み)おながどり

精選版 日本国語大辞典 「尾長鳥」の意味・読み・例文・類語

おなが‐どりをなが‥【尾長鳥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. にわとりの雄鳥
  3. 江戸時代高知でつくり出された、にわとりの一品種。尾羽が抜けかわらずにのびたもので、五、六メートルが普通、長いものは八メートル以上ある。特別天然記念物長尾鶏(ちょうびけい)
  4. おなが(尾長)
    1. [初出の実例]「とびかふにさはるや辛き尾長鳥しこきておるる松のうは枝」(出典:為忠集(鎌倉中か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android