デジタル大辞泉 「居所」の意味・読み・例文・類語
い‐どころ〔ゐ‐〕【居所】
2 《すわる場所の意から》
「たらひに水を汲みて、―をひたし」〈伽・福富長者〉
3 俳諧で、庭・井・垣・町・里など住まいに関するものをいう。
[類語]住所・席・
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…また,週の前半は東京で,週の後半は大阪で生活するような場合や,学生のように学期中は下宿生活し,休暇中は帰省する場合のように,複数の場所が生活の本拠となっている場合には,その双方が住所であると考えられている。1ヵ所に定住することなく,簡易宿泊所を生活の中心としているような場合や建設工事現場の宿泊施設に滞在しているような場合には,そのような場所を民法では居所と称し,住所と同等の取扱いをしている(民法22条)。本籍地は,ときとして住所と一致する場合もあるが,本来は夫婦およびこれと氏を共にする子の戸籍上の所在地であって(戸籍法6条),生活の本拠たる住所とは異なる。…
※「居所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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