屯邅(読み)ちゅんてん

精選版 日本国語大辞典 「屯邅」の意味・読み・例文・類語

ちゅん‐てん【屯邅・迍邅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「易経‐屯卦」の「六二、屯如邅如、乗馬班如」によることば ) 行き悩むこと。苦しんで行きつもどりつすること。悩み苦しむこと。
    1. [初出の実例]「儒館罷帰雖叱咄、吏途蹶歩更迍邅」(出典菅家文草(900頃)四・仁和四年、自春不雨。府之少北、有一蓮池)
    2. [その他の文献]〔班固‐幽通賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む