屯邅・迍邅(読み)ちゅんてん

精選版 日本国語大辞典 「屯邅・迍邅」の意味・読み・例文・類語

ちゅん‐てん【屯邅・迍邅】

〘名〙 (「易経‐屯卦」の「六二、屯如邅如、乗馬班如」によることば) 行き悩むこと。苦しんで行きつもどりつすること。悩み苦しむこと。
菅家文草(900頃)四・仁和四年、自春不雨。府之少北、有一蓮池「儒館罷帰雖叱咄、吏途蹶歩更迍邅」 〔班固‐幽通賦〕

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