…近畿地方のように,松茸の出るころになると,私有の山であっても村や区が松茸の採取権を入札制で売却し,その収益を公共の費用に当てるところもある。また,狩猟の場合の獲物の分配は参加者に平等であり,ときには鉄砲の音を聞いて駆けつけた者があっても平等に分配したので,山分けという言葉が一般化したほどである。 焼畑も共有の山を利用することが多かった。…
…山割りとも山分けともいう。一定林野の木草を共同的に採取する入会山(いりあいやま)を,有権者個々に区分または分割することであるが,農地の〈地割〉と同じように,(1)所定の利用期間が過ぎると山の割替えを行う時限方法と,(2)入会山を有権者各自に永久分割する山分け方法とに大別される。…
※「山分け」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新