…水に物を投げ入れたときの音をとっての名だというが,はっきりしない。この語は17世紀末ごろから見られ,おもにそばのかけや種物などを入れる器として用いられていたが,1781年(天明1),旗本布施胤致(狂名山手白人(やまのてしろひと))が洲崎の料亭主升屋宗助(ますやそうすけ)を自邸に招待したさいの献立書には,平鉢,大鉢などのほかに〈南京染付どんぶり〉の名が見えている。やがて飯の上にウナギの蒲焼をのせて,たれをかける〈うなぎ丼〉などが考案されると,簡便,美味なその方式が庶民の愛好するところとなり,《江戸名所図会》巻一〈中橋〉の図中に見られるごとく,〈丼物〉なる語を生むにいたった。…
※「山手白人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新