やま‐あい ‥あひ【山間】
〘名〙
※
拾遺(1005‐07頃か)冬・二四五「山あゐに雪のふりかかりて侍りけるを
足引の山ゐに降れる
白雪はすれる衣の
心地こそすれ〈
伊勢〉」
② 馬の、頭の上の
両耳の間の
部分の名。〔武用弁略(安政再板)(1856)〕
さん‐かん【山間】
〘名〙 山の
なか。山と山とのあいだ。また、その
土地。やまあい。
※六如庵詩鈔‐二編(1797)四・壬子仲秋余与伴蒿蹊回郷里于江州作詩紀一時情景「江上清風山間月、俯仰古今感更含」 〔
蘇軾‐前
赤壁賦〕
やま‐ま【山間】
〘名〙 山と山との間。やまあい。さんかん。
※公任集(1044頃)「
田上や山まの
紅葉は数しあれば秋はおふ共のどけきを見よ」
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デジタル大辞泉
「山間」の意味・読み・例文・類語
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普及版 字通
「山間」の読み・字形・画数・意味
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