山面(読み)ヤマヅラ

デジタル大辞泉 「山面」の意味・読み・例文・類語

やま‐づら【山面】

山のかたわら。山の斜面
「―を見れば、霧は、げにふもとこめたり」〈かげろふ・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山面」の意味・読み・例文・類語

やま‐づら【山面】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「つら」は、ある物の側面や近接したところ、そばの意 ) 山のまわり。山のかたわら。山の斜面。
    1. [初出の実例]「山づらをみれば、霧はげに麓をこめたり」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「山面」の読み・字形・画数・意味

【山面】さんめん

山の前面

字通「山」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android