岡崎石工品(読み)おかざきせっこうひん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「岡崎石工品」の解説

岡崎石工品[石工]
おかざきせっこうひん

東海地方愛知県地域ブランド
岡崎市で製造されている。安土桃山時代に岡崎城主が城下町整備のために河内和泉石工を招き移住させたことに始まる。豊富で良質な花崗岩がとれ、技術の優秀さと相俟って発展してきた。現在は、庭燈籠が盛んにつくられている。1979(昭和54)年8月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品指定

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「岡崎石工品」の解説

岡崎石工品

愛知県岡崎市で生産される灯篭などの石工品。安土桃山時代、当時の岡崎城主が城下町の整備のために河内、和泉から呼び寄せた石工たちが技術を磨き上げ、現在の岡崎石工品の原型を作り上げたとされる。国指定伝統的工芸品。

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