川越の戦い(読み)かわごえのたたかい

精選版 日本国語大辞典 「川越の戦い」の意味・読み・例文・類語

かわごえ【川越】 の 戦(たたか)

  1. 戦国時代、武蔵河越における上杉氏北条氏合戦。天文六年(一五三七)扇ケ谷上杉朝定を追ったのちに、北条綱成が城代として河越城入城。その後、山内上杉憲政と朝定の連合軍今川義元足利晴氏らの支援を得て、天文一四、五年にかけて河越城を攻めた。結局、北条氏康の軍に、両上杉方が大敗し、足利晴氏も下総古河に退いて、関東は大略北条氏の手中に帰した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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