川路(読み)カワジ

デジタル大辞泉 「川路」の意味・読み・例文・類語

かわじ【川路】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「川路」姓の人物
川路聖謨かわじとしあきら
川路利良かわじとしよし
川路柳虹かわじりゅうこう

かわ‐じ〔かはぢ〕【川路】

川に沿った道。また、川へ行く道。
上野かみつけの乎度をど多杼里たどりが―にも児らは逢はなもひとりのみして」〈・三四〇五〉

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精選版 日本国語大辞典 「川路」の意味・読み・例文・類語

かわ‐じかはぢ【川路】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 川沿いの道。また、川へ行く道。川を渡って行く道。
    1. [初出の実例]「上毛野をどのたどりが可波治(カハヂ)にも児らは逢はなも一人のみして」(出典万葉集(8C後)一四・三四〇五)
  3. 川の道筋。川の航路。→天(あま)の河路(かわじ)

かわじかはぢ【川路】

  1. 姓氏の一つ

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普及版 字通 「川路」の読み・字形・画数・意味

【川路】せんろ

川すじ。水路。唐・孟浩然武陵に舟を泛(うか)ぶ〕詩 武陵、川路狹く 棹(さを)を(すす)めて、林に入る

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