巡業(読み)ジュンギョウ

精選版 日本国語大辞典 「巡業」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐ぎょう‥ゲフ【巡業】

  1. 〘 名詞 〙 各地を興行してまわること。
    1. [初出の実例]「或年の春、漁場の当りを見込んで、江差から岩内の附近を巡業して歩いたことがあったが」(出典:澪(1911)〈長田幹彦〉三)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「巡業」の意味・わかりやすい解説

巡業[相撲]
じゅんぎょう[すもう]

相撲で地方へ行って興行すること。以前は全関取が参加する大合併,2~3の組合で行なう合併,一つ一門で行なう単独巡業,ごく小人数で行なう小相撲,番付順に2~3に分ける分離巡業などがあった。取組のほか,稽古や初っ切りなども見せる。

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世界大百科事典(旧版)内の巡業の言及

【旅興行】より

…歌舞伎等の一座(劇団)が本拠地の都市を離れ,地方を巡回して興行すること。巡業,旅芝居ともいい,略して単に〈旅〉ということもある。地方都市で一座を迎え興行のすべての責任者となる者を請元(うけもと)といい,土地の顔役などが引き受けていた。…

※「巡業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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