左纛(読み)さとう

精選版 日本国語大辞典 「左纛」の意味・読み・例文・類語

さ‐とう‥タウ【左纛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「纛」は羽毛の幢(はたほこ) ) 古代中国で、天子の車のよこぎの左上に立てる羽毛でかざった旗。
    1. [初出の実例]「黄屋(くゎうをく)の車に乗り、左纛(サタウ)をつけて」(出典太平記(14C後)二)
    2. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「左纛」の読み・字形・画数・意味

【左纛】さとう

左の大旗

字通「左」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android