差違(読み)さしちがう

精選版 日本国語大辞典 「差違」の意味・読み・例文・類語

さし‐ちが・う ‥ちがふ【差違】

[1] 〘自ハ四〙 (「さし」は接頭語) 入れ違う。入れかわる。交差する。
名語記(1275)五「枝のさしちがひたるは」
[2] 〘自ハ下二〙 ⇒さしちがえる(差違)(一)
[3] 〘他ハ下二〙 ⇒さしちがえる(差違)(二)

さし‐ちがい ‥ちがひ【差違】

〘名〙 相撲で、行司が誤って、負けた力士軍配をあげること。勝負審判員物言いがついて、審判員の協議結果、行司の判定がくつがえされること。審判員の多数決できめるが、同数の場合には取直しとなる。さしちがえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「差違」の読み・字形・画数・意味

【差違】さい

差異

字通「差」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android