精選版 日本国語大辞典 「市民革命」の意味・読み・例文・類語
しみん‐かくめい【市民革命】
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フランス革命をモデルとするマルクス主義の概念では,封建社会から資本主義社会への移行期に,封建制を打破して資本主義を確立することを目的として,新興のブルジョワジーが主体となって遂行する政治変革をさし,ふつうは「ブルジョワ革命」という。イギリス革命,アメリカ独立革命もそれに相当するとされる。第二次世界大戦後,この古典的規定に対して修正主義が登場し,革命の主体は必ずしもブルジョワだけでなくリベラル貴族もいること,したがって経済関係をめぐる階級対立が主要な内容ではなく,政治構造の変革が革命の目的であることなどが主張された。日本では,大戦中に「ブルジョワ」の語が「市民」に置き換えられたため,「市民革命」の用語が生まれた。「ブルジョワ革命」とまったく同じ意味で使われることもあるが,「市民社会」の誕生を目的とする政治変革へと,意味が横滑りする場合もある。この場合の「市民社会」は,自由な個人が自由に取り結ぶ平等な関係という社会学的概念であり,革命の内容が異なる。日本の戦後歴史学は,この異なる「市民革命」概念を混同ないし折衷した。
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… 一口に啓蒙思想といっても,そのあらわれ方は,近世における西欧各国の歴史的展開の違いに応じて,時期的にも,またとりわけ内容的にも,大きな違いがある。17世紀にいちはやく市民革命をなしとげたイギリスは,当然啓蒙思想の口火を切るという栄誉をになうが,ここでは,その内容はおおむね穏健であり,認識論においては経験論,宗教に関しては理神論といった考えが大勢を占める。一方,市民階層の形成におくれをとったフランスにあっては,フランス革命を頂点とする18世紀が啓蒙思想の開花期となるが,ここでは,先進のイギリス思想に多くを学びながら,啓蒙思想はすくなくとも一翼において,唯物論,無神論などといったより徹底した過激な形態を示す。…
…ただ絶対主義国家は絶対君主を頂点とし,官僚制と常備軍に支えられて,何よりもまず統治機構として成立したため,国民は統治の対象として受動的な位置にとどめられていた。それを逆転させて,国民を主体的・能動的立場においたのは市民革命である。市民革命の論理は,それまで君主の手中にあった主権を奪取して国民の手中におくことであった。…
※「市民革命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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