帰老(読み)キロウ

デジタル大辞泉 「帰老」の意味・読み・例文・類語

き‐ろう〔‐ラウ〕【帰老】

老いて官をやめ、故郷に帰って老後を過ごすこと。

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精選版 日本国語大辞典 「帰老」の意味・読み・例文・類語

き‐ろう‥ラウ【帰老】

  1. 〘 名詞 〙 故郷に帰って老年を送ること。郷里で老後を過ごすこと。また、隠居すること。
    1. [初出の実例]「帰老の休臣の霜の後の眼、陵園の配妾の月の前の心〈大江以言〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)下)
    2. [その他の文献]〔史記‐張叔万石伝〕

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普及版 字通 「帰老」の読み・字形・画数・意味

【帰老】きろう(らう)

老いて官職を退く。〔史記、万石君伝〕孝景季年石君、上大夫の祿を以て家に歸老し、時を以て臣と爲る。

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