幟猿(読み)ノボリザル

デジタル大辞泉 「幟猿」の意味・読み・例文・類語

のぼり‐ざる【×幟猿】

端午の下につけたくくり猿。風で上下する。また、それをかたどった玩具

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 幟邑

精選版 日本国語大辞典 「幟猿」の意味・読み・例文・類語

のぼり‐ざる【幟猿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 五月幟の下に付けた括(くく)り猿。風で上がったり下がったりする。また、それをかたどった玩具。〔随筆・嬉遊笑覧(1830)〕
    1. 幟猿<b>①</b>〈江都二色〉
      幟猿江都二色
  3. のぼりざと(幟邑)〔随筆南留別志(1736)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android