干魚(読み)ホシウオ

デジタル大辞泉 「干魚」の意味・読み・例文・類語

ほし‐うお〔‐うを〕【干(し)魚/乾し魚】

魚のひもの。干しざかな。ひうお。
[類語]干物乾物乾魚一夜干し丸干し開き目刺し煮干し熬り子白子干し

ひ‐うお〔‐うを〕【干魚/乾魚】

魚を、内臓を取り除いて乾燥したもの。魚の干物。ほしざかな。ほしうお。

ひ‐ざかな【干魚/乾魚】

干した魚。ひもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「干魚」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぎょ【干魚・乾魚】

  1. 〘 名詞 〙 干した魚。ほしざかな。ひもの。
    1. [初出の実例]「魯西亜人は〈略〉蔓菁、黎豆、菜葱、乾魚(カンギョ)(〈注〉ヒモノ)を常食とす」(出典:外国事情書(1839))
    2. [その他の文献]〔史記‐孝武紀〕

ひ‐ざかな【干魚・乾魚】

  1. 〘 名詞 〙 干した魚。ひもの。ひうお。
    1. [初出の実例]「明暮干肴(ヒザカナ)より外なく」(出典:浮世草子好色一代女(1686)五)

ひ‐うお‥うを【干魚・乾魚】

  1. 〘 名詞 〙 魚の内臓をとり除いて乾かしたもの。魚の干物。ほしうお。ひいお。《 季語・冬 》 〔多識編(1631)〕

ひ‐いお‥いを【干魚】

  1. 〘 名詞 〙 魚の干したもの。ほしざかな。ひうお。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android