百科事典マイペディア 「平井城」の意味・わかりやすい解説
平井城【ひらいじょう】
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上野国緑野(みどの)郡西平井(現,群馬県藤岡市)にある中世城郭。鏑(かぶら)川の支流鮎川の西岸断崖上に立地して,本丸,二の丸などの遺構があり,ここを中心に多くの支城が分布する。平井は伊勢皇太神宮領高山御厨の内にあり,室町時代には関東管領で上野守護の山内上杉氏の拠点となった。築城の時点は明らかでないが,15世紀前半の永享の乱で上杉憲実はここに拠っており,このころには城が築かれていたことが想定される。15世紀中葉の享徳の乱において,古河公方足利成氏と下総,下野の勢力に対抗するために,上杉方の本城として平井城の縄張りが著しく拡張されたと思われる。以後,顕定,憲房,憲政の3代にわたる戦国争乱の過程で上杉氏の本城となった。しかし南から後北条氏の勢力が北上してくると,家臣団の内部分裂もあり,1552年(天文21)に上杉憲政は平井を去って越後の長尾景虎(上杉謙信)を頼り,景虎は憲政を擁して関東に侵攻することとなる。
執筆者:峰岸 純夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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