平沼淑郎(読み)ひらぬま よしろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平沼淑郎」の解説

平沼淑郎 ひらぬま-よしろう

1864-1938 明治-昭和時代前期の経済史学者。
文久4年2月7日生まれ。平沼騏一郎(きいちろう)の兄。大阪高商(現大阪市立大)校長などをへて,明治44年早大教授,大正7年学長。また社会経済史学会創立にくわわった。代表的論文に「近世寺院門前町の研究」がある。昭和13年8月14日死去。75歳。美作(みまさか)(岡山県)出身。東京大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android