平素(読み)ヘイソ

デジタル大辞泉 「平素」の意味・読み・例文・類語

へい‐そ【平素】

ふだん。つね日ごろ。副詞的にも用いる。「平素努力」「平素利用しているバス
[類語]不断日頃ひごろ常日頃つねひごろ常常いつも平生へいぜい日常平常通常常時常住行住座臥ぎょうじゅうざが常に絶えず終始始終ずっと日夜夜昼絶え間ない明け暮れ明けても暮れても寝ても覚めても朝な夕な昼夜をおかず昼夜を分かたず夜を日に継ぐ

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精選版 日本国語大辞典 「平素」の意味・読み・例文・類語

へい‐そ【平素】

  1. 〘 名詞 〙へいぜい(平生)
    1. [初出の実例]「既而耳傾想於疇昔、目彷彿於平素」(出典菅家文草(900頃)一一・為平子内親王先妣藤原氏周忌法会願文)
    2. 「平素(〈注〉ツネヅネ)良人に代て衆客と交接す」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一七)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐詠懐詩〕

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普及版 字通 「平素」の読み・字形・画数・意味

【平素】へいそ

平生

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