平面トラス(読み)へいめんとらす

世界大百科事典(旧版)内の平面トラスの言及

【トラス】より

…近代のトラス構造では節点は実際にはヒンジとなっていないが,部材がその長さに比してよほど太くなければさして問題はない。トラスはトラス面が平面であるか否かによって,平面トラスと立体トラスに大別される。橋や鉄塔などでは4面あるいは3面の平面トラスを組み合わせた構造とするのがふつうで,任意の外力に対しては立体トラスとして働くことになるが,この場合でも設計の便宜上,一般には面内荷重の作用する平面トラスとして扱う。…

【骨組構造】より


[骨組構造の種類]
 建造物に用いられる骨組構造にはトラス,ラーメン,平面,立体を組み合わせた次のものがある。(1)平面トラス 形状には図1に示したようなものがあり,伝統的に名称のついているものも多い。主として橋に用いられるものと,主として屋根に用いられるものがあることは,形状から明らかであろう。…

※「平面トラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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