平面鏡(読み)ヘイメンキョウ

デジタル大辞泉 「平面鏡」の意味・読み・例文・類語

へいめん‐きょう〔‐キヤウ〕【平面鏡】

反射面が平面をなす鏡。

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精選版 日本国語大辞典 「平面鏡」の意味・読み・例文・類語

へいめん‐きょう‥キャウ【平面鏡】

  1. 〘 名詞 〙 反射面が平面になっている反射鏡
    1. [初出の実例]「照子に三種の別あり、一を平面鏡として二を凸面鏡三を凹面鏡とす」(出典:改正増補物理階梯(1876)〈片山淳吉〉中)

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百科事典マイペディア 「平面鏡」の意味・わかりやすい解説

平面鏡【へいめんきょう】

反射面が平面の。ただ鏡といえばふつうこれをさす。像は実物大虚像で,面対称位置にある。像と実物とはいわゆる鏡像関係にあり,大きさは等しいが左右の関係が逆転している。
→関連項目虚像

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「平面鏡」の意味・わかりやすい解説

平面鏡
へいめんきょう
plane mirror

反射面が平面である鏡。通常は平面に磨いたガラス表面アルミニウム,銀などを蒸着してつくられる。日用の鏡は反射膜保護のために透明ガラス板の裏面を反射面とするため濃淡二重像ができるが,光学器械ではこれを避けるため反射面を表面にした表面鏡を用いることが多い。ガラスの表面に誘電体多層膜を蒸着した平面鏡はレーザー装置によく用いられる。

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