年月(読み)トシツキ

デジタル大辞泉 「年月」の意味・読み・例文・類語

とし‐つき【年月】

年と月。ねんげつ。
長い歳月。つきひ。ねんげつ。「年月を経る」「年月を重ねる」
年来。としごろ。副詞的にも用いる。「年月願いつづけていたことがかなう」
[類語]月日歳月年月ねんげつ光陰日月星霜風霜

ねん‐げつ【年月】

年と月。歳月。「長い年月がたつ」
[類語]月日歳月年月としつき光陰日月星霜風霜

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精選版 日本国語大辞典 「年月」の意味・読み・例文・類語

とし‐つき【年月】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年と月。年と月の積み重なり。年や月の移り行き。歳月の流れ。光陰。
    1. [初出の実例]「世間の 術なきものは 年月(としつき)は 流るる如し」(出典万葉集(8C後)五・八〇四)
  3. 多くの歳月。多年長年
    1. [初出の実例]「見まつりていまだ時だにかはらねば、年月のごとおもほゆる君」(出典:万葉集(8C後)四・五七九)
  4. ( 副詞的にも用いる ) 年来。年頃。数年この方。
    1. [初出の実例]「中のおとどのひめ君に、とし月きこえさせんとおもふを」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)

ねん‐げつ【年月】

  1. 〘 名詞 〙 年と月。としつき。歳月。
    1. [初出の実例]「右今案不幸行年月」(出典:万葉集(8C後)三・二八八・左注)
    2. 「辰の年月(ネンゲツ)日時に生れたる、女子を募(もとめ)て犠(にゑ)とし」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)
    3. [その他の文献]〔史記‐三代世表〕

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普及版 字通 「年月」の読み・字形・画数・意味

【年月】ねんげつ

歳月。

字通「年」の項目を見る

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