デジタル大辞泉 「年期」の意味・読み・例文・類語 ねん‐き【年期】 1年を単位として定めた期間。また、ある事をするように約束させられている期間。年季。「―と云うものがあって、二ヶ年居れば国に帰ると云う約束で」〈福沢・福翁自伝〉[類語]任期・年季 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「年期」の意味・読み・例文・類語 ねん‐き【年期】 〘 名詞 〙① 一年を単位とする期間。[初出の実例]「あの定(ぢゃう)に、識事(しきじ)の受け取り渡しの年期、座に入る料足(れうそく)など、詳しくなし」(出典:申楽談儀(1430)附載)② 満一年。〔琵琶記‐中秋望月〕③ ある事をするように義務づけられた期間。年季。[初出の実例]「大守は年期の間で上つらの事でこそあれ」(出典:史記抄(1477)一六)「此時売鉄家徒弟(でし)の年期未だ満たざりしが」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例