幸先(読み)サイサキ

デジタル大辞泉 「幸先」の意味・読み・例文・類語

さい‐さき【幸先】

《「さい」は、「さき」または「さち」の音変化》
よいことが起こる前兆吉兆
事を始めるときに当たって何かを感じさせる物事。前兆。縁起。「幸先がいい」「幸先がわるい」
[類語]吉兆吉相瑞相瑞兆瑞祥祥瑞瑞光

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精選版 日本国語大辞典 「幸先」の意味・読み・例文・類語

さい‐さき【幸先】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よいことの起こる前知らせ。吉兆。
  3. 物事を行なう時の前兆。縁起。
    1. [初出の実例]「何事もさいさきがわるいそ」(出典:史記抄(1477)一五)

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