幽襟(読み)ゆうきん

精選版 日本国語大辞典 「幽襟」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐きんイウ‥【幽襟】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 奥深い心。幽雅な心。
    1. [初出の実例]「楽矣美矣 幽襟足賞哉」(出典万葉集(8C後)一七・三九六七・題詞)
  3. 気がめいってはればれしない気持
    1. [初出の実例]「客路無多冬日暖、出郊徐歩散幽襟」(出典:蕉堅藁(1403)将往近県留別観中外史)
    2. [その他の文献]〔唐玄宗‐送賀知章帰四明詩〕

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普及版 字通 「幽襟」の読み・字形・画数・意味

【幽襟】ゆうきん

幽衿

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