広前(読み)ヒロマエ

デジタル大辞泉 「広前」の意味・読み・例文・類語

ひろ‐まえ〔‐まへ〕【広前】

神の前を敬っていう語。神の御前。また、神社前庭
皇大御神すめおほみかみの―にまをし給はく」〈祝詞平野祭

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精選版 日本国語大辞典 「広前」の意味・読み・例文・類語

ひろ‐まえ‥まへ【広前】

  1. 〘 名詞 〙 神仏の前をうやまっていうことば。神の御前。また、神殿宮殿などの前庭。太前(ふとまえ)宝前(ほうぜん)大前(おおまえ)
    1. [初出の実例]「天御柱国御柱神の広前に申賜へと申く」(出典日本文徳天皇実録‐嘉祥三年(850)七月丙戌)

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