デジタル大辞泉
「床子」の意味・読み・例文・類語
しょう‐じ〔シヤウ‐〕【床子】
昔、宮中などで用いた腰掛け。板に脚をつけた机のような形で、寄りかかりがなく、敷物を敷いて使用した。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しょう‐じシャウ‥【床子】
- 〘 名詞 〙 方形の板の四隅に脚をつけた、机に似た腰掛。そうじ。
床子〈年中行事絵巻〉
- [初出の実例]「題二竹床子一」(出典:菅家後集(903頃))
- 「長居は、庭に床子に尻かけて候ける」(出典:古今著聞集(1254)一〇)
そう‐じサウ‥【床子】
- 〘 名詞 〙 ( 「さう」は「しゃう」の直音表記 ) 板を並べ打って、四隅に脚をつけた長方形の腰掛。上に敷き物などを敷いて用いた。しょうじ。
- [初出の実例]「上官などのゐるさうじどもを、みなうち倒し、そこなひたり」(出典:枕草子(10C終)一六一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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