序幕(読み)ジョマク

精選版 日本国語大辞典 「序幕」の意味・読み・例文・類語

じょ‐まく【序幕】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 芝居で、最初の幕。序開(じょびらき)。⇔切幕(きりまく)
    1. [初出の実例]「いづれも序幕の姿にて、めいめい忍び頭巾をかむり、龕燈(がんどう)を持ち」(出典:歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)三立)
  3. 物事のはじまり。口あけ。発端
    1. [初出の実例]「英国に於ける選挙費用を今と昔と対照したるものあり。可笑ければ爰に補訳して政界叢話の序幕(ジョマク)せり」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉政界叢話)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む