精選版 日本国語大辞典 「度数」の意味・読み・例文・類語
ど‐すう【度数】
〘名〙
② 回数。また、物事の度合をいう。
※春潮(1903)〈田山花袋〉一二「その度数は次第に増って」
③ 温度・角度または、アルコールの含有量などを表わす数。
※古道大意(1813)下「此の北極南極と云ふを、中真に取て上下を定め、三百六十に割をする〈略〉天地の度数と云ふは此の事でござる」
※情歌大一座(1901)〈野暮鶯編〉「おもひかけたる眼鏡の度数あはでぼんやりよめぬ胸」 〔淮南子‐氾論訓〕
④ 幾何学、数学のこと。
⑤ 天文測定のこと。
⑦ ⇒どしゅ(度数)
たび‐かず【度数】
〘名〙 回数。どすう。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
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