弁析(読み)べんせき

精選版 日本国語大辞典 「弁析」の意味・読み・例文・類語

べん‐せき【弁析・辨析】

  1. 〘 名詞 〙 理非をわかちきめること。理非正邪を弁別すること。
    1. [初出の実例]「先生一一辯析如壅遏」(出典:羅山先生文集(1662)三二・惺窩答問)
    2. [その他の文献]〔孔叢子‐公孫龍〕

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普及版 字通 「弁析」の読み・字形・画数・意味

【弁析】べんせき

分析し明らかにする。〔後漢書、桓伝〕尤も古學を好み、數(しばしば)劉揚雄に從ひて疑異を辯析す。性、倡樂を嗜(この)み、易にして威儀を修めず、熹(この)んで俗儒非毀(ひき)す。

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【弁析】べんせき

みわける。〔人物志、接識〕言語の人、辨析を以て度と爲す。故に能く捷給(せふきふ)(口早く応答する)の惠をるも、含の美を知らず。

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