弁難(読み)ベンナン

デジタル大辞泉 「弁難」の意味・読み・例文・類語

べん‐なん【弁難/×辯難】

[名](スル)言葉を用いて非難すること。論難
府下及び地方新聞紙までも…互に―攻撃し」〈鉄腸・花間鶯〉
[類語]攻撃責める批判とがめるなじ難ずるさいなつるし上げる締め上げる責め付ける責め立てる難じる非難難詰面詰面責問責詰責𠮟責しっせき譴責けんせき論難指弾追及詰問

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精選版 日本国語大辞典 「弁難」の意味・読み・例文・類語

べん‐なん【弁難・辯難】

  1. 〘 名詞 〙 ことばで非難すること。論難。
    1. [初出の実例]「心性等のことは本文字のよみ音の様なることにて、大儒君子の目を明にし、胆を張りて議論弁難することにあらず」(出典:随筆・秉燭譚(1729)二)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐曹襃伝〕

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普及版 字通 「弁難」の読み・字形・画数・意味

【弁難】べんなん

論難する。

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