引退(読み)インタイ

デジタル大辞泉 「引退」の意味・読み・例文・類語

いん‐たい【引退】

[名](スル)役職地位から身を退くこと。スポーツなどで現役から退くこと。「スター選手が引退する」「引退興行」
[類語]退陣退職退任退役退官辞職辞任勇退下野リタイア離れるに下る辞める去る退しりぞ退抜ける離脱する脱退する離任する手を引く身を退く骸骨を乞う退会退団退部脱会脱党離党杯を返す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「引退」の意味・読み・例文・類語

いん‐たい【引退】

  1. 〘 名詞 〙 役職、地位から退くこと。また、スポーツなどで現役から退くこと。
    1. [初出の実例]「如瑞渓、則倦於応世、而自甘引退。其進退出入、不官家。欲出即出」(出典臥雲日件録‐宝徳二年(1450)八月七日)
    2. 「今年こそ引退(インタイ)させるのだ」(出典:金(1926)〈宮嶋資夫〉四)
    3. [その他の文献]〔銭起‐晩帰藍田旧居詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「引退」の読み・字形・画数・意味

【引退】いんたい

職を退いて隠居する。南朝宋・謝荘〔大司馬江夏王義恭に与ふる牋〕(さき)にの初めて開くを以て、未だするに遑(いとま)あらず。

字通「引」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android