弟弟子(読み)オトウトデシ

デジタル大辞泉 「弟弟子」の意味・読み・例文・類語

おとうと‐でし【弟弟子】

同じ師匠もとに、あとから入門した弟子。⇔兄弟子

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精選版 日本国語大辞典 「弟弟子」の意味・読み・例文・類語

おとうと‐でし【弟弟子】

  1. 〘 名詞 〙 同じ師匠のもとに、あとから弟子入りした者。後進の弟子を、先に弟子入りした者の立場からいう語。⇔兄弟子
    1. [初出の実例]「質は悪いはうぢゃアない。弟子にとれる、『須田』の弟弟子(オトウトデシ)に…」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉あやめの客)

おとと‐でし【弟弟子】

  1. 〘 名詞 〙おとうとでし(弟弟子)
    1. [初出の実例]「弟弟子(ヲトトデシ)は、琳切と云て」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品四八)

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