弦管(読み)ゲンカン

デジタル大辞泉 「弦管」の意味・読み・例文・類語

げん‐かん〔‐クワン〕【弦管/×絃管】

《古くは「けんかん」とも》「管弦かんげん」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弦管」の意味・読み・例文・類語

げん‐かん‥クヮン【弦管・絃管】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「けんかん」とも ) 琵琶(びわ)、琴などの弦楽器と、笛などの管楽器総称。または、雅楽合奏をすること。音曲を演奏すること。また、その音楽。いとたけ。管弦
    1. [初出の実例]「本自不絃管響無心処々舞春風」(出典文華秀麗集(818)下・和巨識人春日四詠〈嵯峨天皇〉)
    2. [その他の文献]〔嵆康‐声無哀楽論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「弦管」の読み・字形・画数・意味

【弦管】げんかん

楽器

字通「弦」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android