弩級艦(読み)どきゅうかん

精選版 日本国語大辞典 「弩級艦」の意味・読み・例文・類語

どきゅう‐かんドキフ‥【弩級艦】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「弩」は英国戦艦ドレッドノート号の頭音「ド」のあて字。[英語] dreadnought は、何ものをも恐れないの意 ) 一九〇六年に英国海軍が建造した戦艦ドレッドノート号(排水量一万八一一〇トン、三〇サンチ砲一〇門装備)と同程度の主砲力をもつ戦艦。
    1. [初出の実例]「鈴本君、日本には超弩級の軍艦はまだないんですぜ。C━艦は弩級艦ですよ」(出典:神経病時代(1917)〈広津和郎〉七)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「弩級艦」の意味・わかりやすい解説

ド級艦
どきゅうかん
dreadnought

1906年以降竣工(しゅんこう)の、単一口径主砲を多数装備した戦艦、巡洋戦艦総称。1906年イギリスで、中間砲、15センチ副砲を全廃し、主砲多数(30センチ砲10門)搭載の戦艦ドレッドノートDreadnoughtが完成、従来の戦艦はその価値を失った。以後、各国で単一口径主砲の戦艦が建造され、これをドレッドノート級の意味でド(弩)級戦艦とよんだ。ド級戦艦はさらに強大化し、34センチメートル以上の主砲搭載艦を超ド級戦艦super-dreadnoughtと称した。戦艦ドレッドノートと同時に単一口径主砲の巡洋戦艦が出現し、ド級、超ド級戦艦に対応したものを、ド級、超ド級巡洋戦艦とよぶ。

[阿部安雄]

『『世界の戦艦 弩級戦艦編』(1999・世界文化社)』

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「弩級艦」の意味・わかりやすい解説

ド級艦
ドきゅうかん

ドレッドノート」のページをご覧ください。

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