当否(読み)トウヒ

デジタル大辞泉 「当否」の意味・読み・例文・類語

とう‐ひ〔タウ‐〕【当否】

あたることと、あたらないこと。あたりはずれ。
道理に合うことと合わないこと。よしあし。「事の当否は別として」
[類語]是非正否可否可不可適否良否理非正邪善悪曲直きょくちょく優劣よしあし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「当否」の意味・読み・例文・類語

とう‐ひタウ‥【当否】

  1. 〘 名詞 〙 あたることとあたらないこと。あたりはずれ。また、正しいこととそうでないこと。よしあし。とうふ
    1. [初出の実例]「其説の当否(トウヒ)はしばらく置」(出典:授業編(1783)一)
    2. [その他の文献]〔史記‐酷吏伝賛〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「当否」の読み・字形・画数・意味

【当否】とう(たう)ひ

正否。是否。〔韓非子、難二〕今晏子は其の當否を察せずして、太(はなは)だ多きを以てを爲す。亦たならずや。~今刑罰(ゆる)くし刑を行ふは、是れ姦を利して善人するなり。

字通「当」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android