当月(読み)トウゲツ

デジタル大辞泉 「当月」の意味・読み・例文・類語

とう‐げつ〔タウ‐〕【当月】

今月。本月
あることがあった、その月。
[類語]今月本月

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精選版 日本国語大辞典 「当月」の意味・読み・例文・類語

とう‐げつタウ‥【当月】

  1. 〘 名詞 〙 この月。今月。また、そのことのあった月。とうがつ。
    1. [初出の実例]「右、以国守当月十四日霍乱、起居不得」(出典正倉院文書‐(宝亀三年)(772)田部国守解)
    2. 「三百両御かりうけ申ます。返済はきっととう月すへにはいたします」(出典:黄表紙・高漫斉行脚日記(1776)中)
    3. [その他の文献]〔北史‐斉宗室諸王伝上・永安簡平王浚〕

あたり‐づき【当月】

  1. 〘 名詞 〙 その物事に出会う月。特に、出産する月。産み月臨月。当たる月。
    1. [初出の実例]「弟よめは、ことゆへなく、そのあたり月にいたりて、玉のやうなる男子をうみけり」(出典:仮名草子・智恵鑑(1660)三)

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普及版 字通 「当月」の読み・字形・画数・意味

【当月】とうげつ

その月。

字通「当」の項目を見る

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