形状（読み）ケイジョウ

デジタル大辞泉

けい‐じょう〔‐ジヤウ〕【形状】

人・物の形やありさま。「複雑な形状」
[類語]形態・形かた・格好・形かたち・外形・姿すがた・姿形すがたかたち・形なり・なりかたち・様子・身なり・なりふり・服装・風体ふうてい・スタイル・姿勢・姿態・体勢・振り・ポーズ・身振り・所作・しぐさ・素振り・風・体・外見・外面・外貌・輪郭・思わせ振り・演技・ジェスチャー

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

けい‐じょう‥ジャウ【形状】

1. 〘 名詞 〙
2. ① 物や人のかたち。物の状態や人の容姿、容貌。
   1. [初出の実例]「形状端厳をそしれば醜陋の報いを得」(出典：日蓮遺文‐佐渡御書（1272）)
   2. 「欄干の擬宝珠か、筆の穂の水を含んだ形状をする」(出典：幻影の盾（1905）〈夏目漱石〉)
   3. [その他の文献]〔史記‐刺客伝・予譲〕
3. ② ＝けいじょう（形情）
   1. [初出の実例]「何を以てか弊藩より内応なせる故あらんやと具(つぶ)さに形状(ケイジャウ)を演説して」(出典：近世紀聞（1875‐81）〈染崎延房〉八)

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【形状】けいじよう（じやう）

すがた。かたち。〔子、非相〕梁に擧といふものり。人の形顏色を相(み)て、其の吉凶妖を知る。世俗之れをす。古の人にる無きなり。學(い)はざるなり。

字通「形」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」

岩石学辞典

形状

板状，葉状など堆積物の粒子の形状．粒子は球状の程度が同じ数値をもっていても，さらに分化する際に使用される［Sneed & Folk : 1958］．

出典　朝倉書店