彩入御伽草(読み)いろいりおとぎぞうし

精選版 日本国語大辞典 「彩入御伽草」の意味・読み・例文・類語

いろいりおとぎぞうし‥おとぎザウシ【彩入御伽草】

  1. 歌舞伎。時代世話物。九幕一三場。勝俵蔵(四世鶴屋南北)作。文化五年(一八〇八江戸市村座初演。山東京伝作の読本「復讐奇談安積沼(あさかぬま)」を種本に、「播州皿屋敷」と小幡小平次怪談をないまぜにしたもの。通称は「小幡小平次」「お妻八郎兵衛」。「いろえいりおとぎぞうし」ともいう。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「彩入御伽草」の解説

彩入御伽草
いろいり おとぎぞうし

歌舞伎・浄瑠璃外題
作者
勝俵蔵(1代) ほか
初演
文化5.閏6(江戸・市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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